1)日にち
2024年8月25日(日)
【メンバー】 F川、H田、O木、A山
2)概要
5月に入会した二名のかたと岩トレ。
お二人にとっては初めての外岩だ。
ちょっと先輩のF川と4人で、まだまだ暑い烏帽子に行った。
なにはなくとも、新鮮なお二人の感想を紹介したい。
ちなみに、これからいろいろと精進が必要なのでそこんとこよろしく。
なぜか水の入ったリュックを背負ってトライするF川。
先輩風を吹かせた??
3)感想
①O木
本日、烏帽子岩に連れてきてもらいました。
人生初フリークライミングです。
コースには名前が付けられていて、周囲からジャスティスやらぽたぽたやら、コースの名前を呼ぶ声が聞こえてきます。
私たちは、「V字谷?」と「タイムトンネル?」(間違っていたらすみません。)(→A山追記。正しいです。)にトップロープでチャレンジさせていただきました。「初見でノーテンション」の言葉が頭に浮かぶものの、取り付きから持ち手が見つからない、足の置き場が見つからないでテンションかけまくってもらってルートを確認しながら、タイムトンネルに指を突っ込んで何とかテラスへ到着。何とも爽快な気分に浸らせていただきました。
後で見本を見せてもらったのですが、ルートファインディングとムーブが大事だなと強く思いました。中々真似できないのですが。
あと、思った以上に手に汗をかいて滑ったので、頻繁にチョークバックに手を入れていました。
今日の天候は、時折小雨がパラつくも概ね良く、岩場自体は暑かったですが木陰に入ると涼しく快適でした。
私たち以外、数グループが活動していましたが、春秋のシーズンに比べて今日はとても空いていたとの事でしたが、私には随分賑やかな印象でした。
本日、ご指導いただきましたA山さん、F川さんありがとうございました。 今後ともよろしくお願いします。
最後、駅前で飲むビールが本当に美味かったです。岩場で干物と化した身体に沁み渡りました。
②H田
8月25日 外岩鳥帽子岩フリークライミングデビューに行ってきました
5月中旬からDボルに通い始め、ぽっぽ会の皆様には大切な練習時間のなかで、私たち新人に色々と登るコツやアドバイスを指導していただきました。
当日、初の外岩を見て、登る前から緊張感で身体が強張っているのを自覚できるぐらいでした。
このような状態で果たして登れるのか?ただただ不安が募るばかり!!
ハーネスを装着し、ルベルソ・グローブ・ヌンチャクを取り付け登攀準備完了。
教育長(A山さん)がクライミングする為のシステムを準備してくださり、さぁクライミングの始まりです。
何とかノーテンでと言う気持ちとは裏腹に、登り始めて直ぐに行き詰ってしまい周りの岩を手探りしてみたり足の置き場を探ってみたりするのですが何処にも私が使える様な手掛かり足掛かりが見当たりません。
いきなり「これってどうして登るの?」頭が真っ白
あーでも無い、こーでも無いと色々試すも思う様に行かず前進できません
何とか!何とか!と苦戦している間に時計を見ると20分程立ち往生!!
その後何とか第一難関を突破する事が出来、少し前進するするも、第二の難関が待ち受けていました。
そこで少し登っては行き詰まり、また一歩登っては行き詰まり、登っては降りての繰り返し精神的ダメージが蓄積されてきた頃、下では教育長がビレイ交代しましょうとの声が聞こえてきました。
これで一段と緊張感が高まり気持ちの上では「ちょっと無理です 下ろしてください」とは言える選択肢は僕の中では無くなり、何とか登り切らなくてはと悪戦苦闘するのですが、そこでも時間だけが悪戯に過ぎ去っていきます。
再度時間を見るとそこでも20分以上立ち往生してしまいトータルで1時間近く一つのルートで苦戦、
体も心も限界、たまらず「すいませんちょっと無理です。下ろしてください。」の言葉を発して完登ならず。初っ端から岩の洗礼をまざまざと受けることに!
下ろしてもらってからも足の指の爪が痛くて少しの間へたり込んでしまう始末、情けないかやら悔しいやら
本日、一つも完登出来ずに終わるのかと言う思いが頭を過りましたが、少し休憩を取ったところで、教育長が、次これを登りましょうとビレイ準備してくださり、私もハーネスにロープセットして、これも登れなかったらと不安な気持ちを抑えながら登り始め、
終了点の少し手前でルートに少し迷ってしまいましたが何とか完登する事が叶いました。
本日の練習会では自分には何が足りないのか、課題が沢山確認でき、ある意味収穫を得る事が出来ました。次回、外岩練習会に向けて今回乗り越える事が出来なかった悔しさをバネにして練習に取り組んで参ります。
クライミングでかいた汗は決して、ただしんどい疲れだけではなく楽しく爽やかさに満ちる汗でした。
練習会終了後は駅前でのプチ宴会で飲むビールの味は格別なビールでした。
本日、クライミングの第一歩となる忘れる事の出来ない貴重な体験・思い出を経験させて頂きました。有難うございました。
奮闘するH田
そしてやっぱりこれ。