【メンバー】 S山、K下、U田、H網、Yナ、H本ミ、I橋真・マ、Y田、A山
【日 時】 2024年2月4日(日)
【コース 】 大岩が岳周辺歩き+不動東壁周辺クライミング
【文 責】 A山
1)はじめに
今日は第二回トレーニング。テーマは「歩きとクライミング」。たとえば剣の源次郎尾根だと、ボルダーチックなクライミングと、長い岩稜歩きをこなさないといけない。本番の距離にははるかに届かないが、それを意識して二つをこなしてみることを念頭に置いて計画を立てた。加えて、行動も本番に即したものを練習した。つまり、「休憩は極力取らず、歩き続ける」こと。これは実際の行動に求められるものだ。スキを見て行動食を摂るというのは、その典型だ。そのため、皆さんをガンガンせかしてしまった。ちなみに私は悪い人ではないし、悪意は全くないので、なにとぞご理解のほどを。(単に意地悪と思われている気がするが。)
2)報告
道場駅から大岩ケ岳に向かう。南から大岩ケ岳を目指すので、貯水池までは行かず、途中から右の谷に入っていく。このルートはA山が地図を見ながら適当に考えたもの。見たことのない風吹岩を見たいという、極めて個人的趣向に基づいている。参加した皆さんごめんなさい。アップダウンを繰り返しながら歩いていく。
しばらくして風吹岩を過ぎる。
ここに突然クライミングできる岩があったらいいなあと、淡い期待を抱いていたのだが、とてもそんな岩ではなかった。でも景色は良い。
頂上へは、当初想定していなかった直登ルートをとった。先頭を引っ張ってくれる若人が頼もしい。
ちなみに、20kg以上の荷物を背負って、参加してくれた人もいた。自分の荷物の少なさを恥じた。
頂上から西へ降りていき、ダムを眺められるところに出て、第一ステージの歩きは終了した。
そして、そのまま不動岩のテラスにあがり、今度は登攀の準備を始める。「食べながら準備してください」と意地悪な声がかかる。声をかけたのは私だが。
そしてあらかじめ連絡しておいたパーティーごとに三々五々スタートし始める。中には20kg背負って登攀した猛者もいた。すごい!
これは私のパーティーの写真。
不動東壁のテラスに集う仲間たち。
このあとは懸垂だ。中には久しぶりに懸垂する人もおり、確認に念を入れる。こういうことには念を入れすぎるということはない。
15:30をめどにして徐々に下山をはじめ、最終は16:30くらい。最終パーティーは最年長のS山さんのパーティーなので、脱帽。(いつも脱帽させられているのだが。)
下山後は、道場定番のこれ。
先輩方のお話が面白い。以前は毎週土日こういうことをしていた。そして次の山の話をしていた。お酒が入るとどうしても気が大きくなるので、それを映した計画をぶちあげてしまい、あとで後悔することもあった。今から思うと、これが勢いと言うものかもしれない。その勢いは自分には、もう、ない。個人的にはどうしようもないことかもしれないが、会としてはなんとか繋いでいきたい。
最後に歩いたところのログを載せる。
なかなか疲れた。