炎の小豆島合宿【全体報告】

それは6月のこと。Amiさんから、「小豆島でクライミング合宿しませんか?」とするメールが投げかけられた。実施時期は11月だが、練習する期間が十分に取れるように早めに告知、とのことだった。さらに、よく読むようにと、次の注意事項が書かれていた。

 

・クライミングにモチベーションのある方の参加を希望!

・小豆島は、外岩10aオンサイト、または10cRPできる力があれば楽しめます。

脱トップロープクライマー!

 

むむむ。エンクラ(=エンジョイクライミング)モードではいけないのか!?? と思っていたら、連絡用LINEグループに、首謀者(⁉)の晴山さんから「炎の小豆島合宿」と命名された各種費用計算書がまわってくる。Amiさんの号令のもと集まった会員14名+その仲間たち2名の運命やいかに・・??(H井) 

 

行程

  

1123日 

第1陣小豆島集合。吉田の岩場のうち、キューブロック、ビレッジロック、リトルオリーブロックなどに分かれ、めいめいの課題に取り組む。早めに下山後、夕方より、クライミングと外遊びのフェスティバル「瀬戸内JAM‘23」に参加。クライミングの映画やトークショーを楽しむ。


1124

第2陣合流し、本日も朝から吉田の岩場でクライミング。夕方に下山後は、furitenさんが用意した豪華なお肉で焼肉パーティ。Amiさんが用意したアヒージョが花を添える。この日は風が強く、タープ&テーブルでの食事が不可能なほど。炎も火の粉が巻き上がり、時折危険。水場に集い、調理しながら食べる食べる。うまい。

 

食事後はfuritenさんの生ギターショータイム。心地よい歌声が眠気を誘う。

 

1125日 

3陣合流。本日は観光に繰り出す組と、クライミング組に分かれ、クライミング組は24日にやり残した課題をする者、新しい岩場へと向かう者様々。曇りがちな天気のため、少々寒い1日。であるが、今宵は、晴山さんが見つけてくれた生ビールが待っている! 俄然クライミングにも力が入る。
なんとこのビール、ビールサーバーにジョッキも込みこみでキャンプ場に届けられるという、素晴らしいサービス。キャンプ場で生ビールが飲めるのである!! バターカレーと温野菜の夕食がさらに美味しくなったのは、言うまでもありません。

 

1126日 

最終日。早めに帰阪するメンバーは、朝早くから目指す課題へ。残りのメンバーはゆったりと、トップロックで簡単な課題をさわさわ。ところが5.9の課題が思いのほか難しく、トップロープでもトップアウトできない。ソフトクリームをかけて、誰が一番高い位置までいけるのか、意地を掛けた争いになりました。

 

そして島のご飯でも食べて帰ろうか・・としていたときに晴山さんの車のエンジンがかからないトラブル発生。あと1泊2泊必要か・・と焦りましたが、なんとか無事に全員この日のうちに帰れたのでした。